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独身だと聞かされて交際していた!
慰謝料を請求する前の行動についての注意点
「付き合ってる彼氏がまさか結婚してるとは思わなかった」
「もう何年も付き合ってきてるから、せめて慰謝料請求だけでもしたい」
独身だと信じて付き合っていた相手が既婚者だとわかったら、ショックで慰謝料を請求したいと思うかもしれません。
そこで、このページでは、独身だと聞かされて交際していた場合について、慰謝料請求とその注意点を一緒に見ていきたいと思います。
1.だまされていたときは慰謝料請求できる!
独身だとだまされていた交際していた場合は、貞操権侵害として慰謝料を請求できる可能性が高いです。
具体的には、
- 肉体関係がある交際だった
- 相手が独身だといって言い寄ってきた
- 交際している時に結婚の話をしていた
といった場合に慰謝料を請求できます。
それでは、だまされていたときにはどうするべきなのか。次で見ていきましょう。
2.だまされていたときにするべき行動
(1)交際をやめる
だまされていたと気づいたら、すぐに交際をやめましょう。
独身じゃないことがわかった上で関係を続けると、故意(知っていた上)で不倫をしたことになり、あなたも慰謝料を請求されることになります。
(2)証拠を集める
慰謝料請求をするためには、だまされたと主張するだけでは不十分で、証拠が必要です。
これまでは独身だと思っていたことから、証拠となりうるものを捨ててしまっているかもしれませんが、今あるものをしっかり集めるようにしましょう。
(3)専門家に相談する
だまされていたことに対するショックや怒りから、すぐに問い詰めて慰謝料請求をしたい気持ちになっていると思います。
しかし、話合いをするために相手の家庭や職場に押しかけると、刑事上・民事上の責任を問われるおそれもありますし、相手の配偶者(妻や夫)から既婚者とわかった上での不倫だと主張され、あなたが逆に訴えられることもあります。
そのため、現状をしっかり把握して、不利な状況にしないためにも、専門家のアドバイスを聞くようにしましょう。
3.注意点
だまされていた場合の慰謝料請求は、人によって状況が違うため、判断するには専門的な知識や経験が必要です。
客観的には不倫の状態になっていて、少し間違えばあなたに不利なことにもなりかねません。
だまされていることがわかったら、早めに弁護士に相談するのがオススメです。
4.まとめ
- 独身だとだまされていたら、慰謝料を請求することができる。
- 客観的には不倫をしている状態のため、慎重に行動する必要がある。
- 不利な状況にならないためにも、早めに弁護士に相談するのがオススメ。
「どういう行動をとったほうがいいのか、逐一アドバイスをしてほしい」
「だまされていたとはいえ、不倫状態だったから慰謝料請求するのは不安」
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