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不倫をバラすと脅迫された!
どうやって対処するべき?
「相手の妻が不倫に怒って職場にバラすと電話してきた」
「こっちの家庭を壊したんだから最低でもあなたの家族には知ってもらうと言われた」
不倫をしてしまった人にとっては、周りに知られないかどうかが心配になりますよね。
そこで、このページでは、不倫をバラすなどといって脅迫された場合について、対処法や注意点を一緒に見ていきたいと思います。
1.非を認めて謝罪する
まず、不倫したことはあなたに原因があると認め、謝罪しましょう。
相手は裏切られたというショックが怒りに変わり、冷静な判断ができなくなっていると思われます。その場面で相手にも原因があるということを言ってしまうと、火に油を注いでしまうことになるでしょう。
そこで、不倫の原因は全面的にあなたにあると認め、相手に一旦落ち着いてもらうことが必要です。
その後の慰謝料のことなどについては、冷静になって話ができるようになってから交渉していくのがよいでしょう。
2.弁護士に間に入ってもらう
あなたが非を認めて謝罪しても、相手の怒りが収まらないことがあります。
それは、あなたが不倫の当事者だからです。そこに第三者である弁護士が間に入ると、相手もある程度自分を客観視することができ、態度が変わることが期待できます。
また、不倫をバラすと脅迫することは違法である、ということを弁護士から指摘することによって、バラすという発言を撤回してもらえる可能性も大きいでしょう。
3.警察に相談する
弁護士が間に入ってもなお、態度を変えないようであれば、警察に相談するのも手段といえます。
不倫をしたことが事実であったとしても、周りにバラすということは、脅迫罪(刑法222条)に問われることがあります。また、不倫を理由に脅してお金を取ろうとすると、恐喝罪(刑法249条)に当たるおそれがあります。
警察が介入して注意をするだけで相手がバラすのをやめてくれることも多いので、弁護士が入っても止められそうになければ、警察に相談してみるとよいでしょう。
4.注意点
不倫をバラすと脅迫されているといっても、脅されている状況は人それぞれだと思います。
どのような状況でどういう対処を取ればよいかは、専門的な知識や経験が必要です。
周りにバラされることを回避し、穏便に済ませるなら、できるだけ早めに弁護士に相談することをオススメします。
5.まとめ
- 不倫をバラすと脅迫されたら、まずは自分の非を認めて謝罪する。
- それでも相手が落ち着かなければ、弁護士や警察に間に入ってもらうのも有効。
- 状況が悪化しないように、早めに専門家に相談するのがオススメ。
「いくら謝罪しても、相手の怒りが収まりそうになさそう」
「法律の専門家から脅迫はダメだということをしっかり言ってほしい」
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